🕒 3秒超えたら要注意!
ページ読込時間と検索順位の関係

✅ あなたのサイト、何秒で表示されていますか?
「ページがなかなか表示されない…」そんな体験は誰にでもありますよね。実はこの“数秒の待ち時間”が、Google検索結果での順位に影響を及ぼしているとしたら――あなたのサイトも、知らないうちにチャンスを逃しているかもしれません。
SEO対策におけるページ表示速度は、今や無視できない重要指標のひとつ。この記事では、理想の読込時間から遅延の原因・改善策まで、実例を交えてわかりやすく解説します。
🚀 理想的な読込時間と判定基準
Googleはユーザー体験を重視しており、ページ表示速度が遅いとランキングを下げることがあります。では、どれくらいの速度が理想なのでしょうか?
ステータス | 速度目安 | SEOへの影響 |
---|---|---|
🔝 理想的 | 1秒未満 | ユーザー満足度が非常に高い |
✅ 適正 | 1〜2.5秒 | 検索順位に好影響。目指すべきライン |
⚠️ 要改善 | 2.5〜4秒 | 離脱率が上がる可能性あり |
🚨 遅い | 4秒以上 | SEO順位やCV率に大きな悪影響 |
「3秒」という数字がひとつの境界線になる理由は、ユーザーが待てる限界とも言われているからです。
🐢 ページ速度が遅くなる原因は?
1. 画像の最適化不足
高解像度の画像をそのまま使っていると、読み込み時間に影響します。Web用に圧縮や形式変更(WebPなど)を行うのが基本です。
2. JavaScriptの同期読み込み
<script>
タグがページのレンダリングを妨げるケース。表示とは無関係なスクリプトを最初から読み込むと、速度が下がります。
3. 外部リソースの影響
Google Mapsの埋め込みやFacebook連携など、外部からデータ取得する処理も、遅延の原因になります。
🔧 読込速度を改善する方法
📸 画像をWebPなどで軽量化+サイズ指定を明記
- WebP形式はJPEGやPNGよりも軽量で、見た目はほぼ同等。
- WordPressならプラグインで自動変換も可能(例:EWWW Optimizer)。
<img>
タグにwidth
とheight
を指定することで、レイアウトの安定と速度改善が図れます。
📜 JavaScriptにdeferやasync属性を追加して非同期読み込み
💡 なぜ速度に影響するのか?
- JavaScriptを同期読み込みすると、ブラウザが読み込み処理を一時停止します。
- 結果として、画面の表示が遅れる原因に。
async
はすぐに読み込み&すぐ実行(タイミングが不定)defer
は読み込みはすぐだけど、実行はHTML描画後(安定性が高い)
🛠️ 具体例
<!-- 非同期的にJSを読み込む -->
<script async src="script.js"></script>
<!-- HTMLを描画してからJSを読み込む -->
<script defer src="script.js"></script>
使い分け目安:フォームや地図など表示に関係ないスクリプト → defer推奨
🗺️ Google地図を静的画像に変更(Static Map APIで代替)
- Googleの動く地図(iframe)より、Static Map APIによる画像表示のほうが高速&軽量
- 必要なのはAPIキーとURL生成だけ。
- 表示するだけなら十分!操作性は不要であれば、こちらが断然有利。
🧩 キャッシュ設定の見直し(.htaccess
でExpiresヘッダー設定)
💡 そもそもキャッシュって?
- 一度表示した画像やCSSをブラウザに保存しておくことで、次回表示時に再読み込みを省略。
- 読込時間の短縮に直結します。
- これは「WebP画像は1ヶ月保存」「CSSとJSは1週間保存」を設定する一例です。
🛠️ .htaccess
例(Apacheサーバー用)
<IfModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
ExpiresByType image/webp "access plus 1 month"
ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 month"
ExpiresByType text/css "access plus 1 week"
ExpiresByType application/javascript "access plus 1 week"
</IfModule>
初心者でも扱いやすい順番
優先度 | 項目 | 難易度 | CMS対応 |
---|---|---|---|
⭐⭐ | 画像軽量化 | 低 | プラグインあり |
⭐⭐ | Google地図の静的化 | 中 | 外部URLで対応可 |
⭐ | defer/async設定 | 中 | HTML編集で対応可 |
⭐ | キャッシュ設定 | やや高 | .htaccess 編集(バックアップ推奨) |
🎯 まず「何秒かかっているか」を知ろう
読込時間のチェックは、次のようなツールで簡単にできます。
- Google PageSpeed Insights(https://pagespeed.web.dev/)
🧪 実例紹介
ある日、当社ホームページをご覧になった方より「サイト表示が遅くて困っている」というご相談をいただき、速度診断を行いました。結果としてページの読込時間は約4秒超。SEO的には改善が望まれる数値です。 このケースでは、画像容量の最適化や外部サービスの埋め込み部分が課題として浮き彫りになり、現在は軽量化や表示負荷の見直しを進めています。
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バリューネットは、単にホームページを制作するだけでなく、SEO対策による上位表示の実現にとどまりません。お客様の新規開拓やマーケティング戦略の立案、環境分析、そして継続的な改善を通じて、ビジネスの成長を総合的にサポートいたします。
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