見出しデザインと検索順位の関係
WordPressで正しい見出しの使い方
【制作会社が解説】
WordPressでブログや記事を作成していると、見出し(H2・H3など)について、必ずと言っていいほど質問を受けます。
- 見出しをしっかり作った方がSEO対策になりますか?
- 見出しデザインを派手にした方が検索順位は上がりますか?
- H2やH3はどう使い分ければいいですか?
この記事では、
- 見出しはSEO対策になるのか
- 見出し「デザイン」と「構造」の違い
- WordPressでの正しい見出しの使い方
を、制作会社のプロ視点で解説します。

WordPressの管理画面で記事を書くとき、見出し(H2・H3)をしっかり入れた方がSEO対策になりますか?デザインも目立たせた方が検索順位に良いですか?

結論からお伝えします。
見出しはSEO対策に「なります」。
ただし「見た目」ではなく「構造」が重要です。
見出しのデザインを派手にしたからといって、検索順位が上がるわけではありません。
見出しがSEO対策になる理由(重要)
Googleは、ページの内容を理解するために見出し構造(Hタグ)を非常に重視しています。
見出しは、
- このページは何について書いてあるのか
- この章では何を説明しているのか
を検索エンジンに伝える「目印」です。
つまり見出しは、SEO対策の「土台」になる要素です。
「見出しデザイン」と「見出し構造」は別物
ここが非常に重要なポイントです。
見出し構造(SEOに影響する)
- H1 / H2 / H3 / H4 の使い分け
- 記事の論理構造
- キーワードの自然な配置
見出しデザイン(SEOに直接影響しない)
- 色
- 背景
- 枠線
- アイコン装飾
SEOに影響するのは「構造」デザインは読者向けの補助です。
WordPressでの正しい見出し構造(基本)
【H1】
- 原則1ページに1つ
- 記事タイトル(自動設定が基本)
【H2】
- 記事の大きな章
- 検索キーワードを自然に含める
【H3】
- H2の補足説明
- 手順・理由・具体例など
【H4】
- さらに細かい説明(使いすぎ注意)
SEO対策として良い見出しの例
良い例
H2:WordPressで見出しがSEO対策になる理由
H3:検索エンジンが見出しを見る理由
H3:読者にとってのメリット
悪い例
H2:とにかく重要!!
H2:ここ大事!!!
H2:見てください!!!
キーワードも意味もない見出しは、SEO対策としては評価されません。
見出しデザインは意味がないのか?
いいえ、意味はあります。
ただしそれは、
- 読みやすさ向上
- スクロール時の視認性
- 内容理解の補助
という ユーザー向けの効果 です。
結果として、
- 滞在時間が伸びる
- 離脱率が下がる
- 回遊率が上がる
→ SEO評価に間接的にプラス
という流れになります。
WordPress「見出し」ブロックの場所と使い方(簡易解説)
見出しブロックの場所
WordPressの管理画面で記事やブログを作成する際、見出しは ブロックエディタ(Gutenberg) から簡単に追加できます。
手順:
- 投稿の編集画面を開く
- 「+(ブロック追加)」をクリック
- 「見出し」を選択
- 見出しテキストを入力
※ 検索窓に「見出し」と入力すると、すぐ見つかります。

見出しレベル(H2・H3など)の選び方
見出しブロックを選択すると、ツールバーに H2・H3・H4 などの表示が出てきます。
- H2:記事の大きな区切り(章タイトル)
- H3:H2の中の小見出し
- H4:補足説明や細かい項目
基本的には、
H2 → H3 → H4
の順番を崩さず使う
これだけ意識すれば問題ありません。

見出しは「装飾」ではなく「構造」
見出しは文字を大きく見せるための装飾ではなく、記事全体の構造を整理するためのものです。
そのため、
- 見出し代わりに太字を使う
- デザイン目的だけでH2を多用する
といった使い方はおすすめできません。
SEO対策・読みやすさの両面から見ても、「正しい場所に、正しい見出しレベルを使う」ことが重要です。
見出しの使い方ひとつで、記事の読みやすさや、検索エンジンからの理解度は大きく変わります。
見出しは増やすことよりも、「どこで」「何を伝えるために使うか」 を意識することが大切です。
SEO対策でやりがちなNG例(制作現場より)
- 見出しを太字代わりに使う
- デザインだけ派手で中身が薄い
- H2の中にH4をいきなり使う
- 見出しが長すぎる
- キーワードを詰め込みすぎる
これらは、検索順位が伸びない典型例です。
制作者のプロ視点から補足
見出しは、
SEO対策のテクニックではなく「設計」です。
WordPressでホームページやブログを作成する際、
- 見出しをどう分けるか
- どこで話題を切り替えるか
- 読者が迷わないか
見出しの設計や使い方には、制作会社の考え方や設計への意識が表れやすい部分があります。
見出しを整えるだけで、検索順位が安定するケースも実際にあります。
ホームページ制作・リニューアルはバリューネットへ
すでにホームページをお持ちの方でも、
- SEO対策がうまくいかない
- 検索順位が安定しない
- 記事を書いても反応がない
というご相談は非常に多くいただきます。
ホームページ制作・WEB制作・SEO対策を構造から見直したい方は、ぜひご相談ください。
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