リンク切れはSEO対策にマイナス?
制作会社が実務目線で解説

ホームページを運用していると、 お客様との打ち合わせや電話相談で、よくこんな質問をいただきます。

お客様

ホームページにリンク切れ(404エラー)があると、SEO対策的にマイナスになりますか?リンク先のサイトが無くなっていた場合、どう対応するのが正解でしょうか?

弊社

結論からお伝えすると、リンク切れはSEO対策において「間接的にマイナス」になります。

リンク切れが即ペナルティになるわけではありませんが、 放置することはおすすめできません。

弊社では、リンク切れを確認した場合、原則としてリンクの削除、もしくは適切なリンクへの差し替えを行っています。

リンク切れはSEO対策にマイナス?制作会社が実務目線で解説

なぜリンク切れがSEO対策にマイナスなのか?

① ユーザー体験(UX)が悪くなる

リンクをクリックした先で、 「ページが見つかりません(404)」と表示されると、 ユーザーは強いストレスを感じます。

  • 信頼感が下がる
  • すぐにページを閉じられる
  • サイトから離脱されやすくなる

このような行動は、結果的にSEO評価にも悪影響を与える可能性があります。

② サイト管理がされていない印象を与える

リンク切れが多いサイトは、

  • 更新されていない
  • 管理が行き届いていない
  • 放置されている

といった印象を与えやすくなります。

Googleは「適切に管理・運用されているサイト」を評価するため、 この点もSEO対策上、見逃せないポイントです。

③ 内部リンク切れは特に注意

特に注意が必要なのが内部リンクのリンク切れです。

  • クローラーの巡回効率が下がる
  • ページ評価が正しく伝わらない

内部リンク切れは、 SEO対策・検索順位の両面で明確なマイナス要因となります。

リンク切れを見つけた場合の正しい対応

制作・運用の現場では、以下の対応が基本です。

  1. リンク先が復活する可能性があるか確認
  2. 復活しない場合はリンクを削除
  3. 代替となるページがあれば差し替え

「そのまま放置」だけは避けるべき対応です。

例外的にすぐ削除しないケースもある

外部リンクの場合、

  • 公的機関
  • 大企業サイト
  • 一時的なメンテナンスの可能性が高いページ

こうしたケースでは、 少し様子を見る判断をすることもあります。

ただし、中小企業のホームページ運用では、 早めに削除・差し替えを行う方が安全です。

制作会社のプロ視点から補足

リンク切れ対応は、 SEO対策というよりも、

「ユーザー目線の運用ができているか」

が問われるポイントです。

検索順位・集客を意識するのであれば、

  • 定期的なリンクチェック
  • 不要なリンクの整理
  • 情報の鮮度維持

こうした地道な作業が、 結果的にSEO対策・アクセス改善につながります。

まとめ

ホームページ制作・WEB制作において、 リンク管理は小さな作業ですが、 検索順位・集客に影響する重要なポイントです。

気になる点がありましたら、 お気軽にご相談ください。

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