ホームページが突然表示されない…原因とすぐできる対処法5選【制作会社が解説】

ホームページが突然表示されなくなると、多くの方が「サーバーの故障?」「ウイルス?」と不安になります。実際には、初心者でも解決できる“簡単な原因”であることがほとんどです。本記事では、Web制作を15年以上行ってきた制作会社の視点から、ホームページが見られなくなる代表的な原因と、今日からできる応急処置をわかりやすく解説します。初歩的な確認だけで復旧するケースもありますので、ぜひチェックしてみてください。

パソコン画面にエラーが出て困っているビジネスパーソン

1. サーバーの障害(アクセスできない/503など)

  • レンタルサーバー側の障害が最も多い
  • Xserver・ConoHa・Lolipop なども年数回はある
  • 管理画面にログインできない場合は障害の可能性大
  • 解決策:公式ステータスページの確認、復旧を待つ

2. ドメイン期限切れ/SSL期限切れ

  • 意外と多い
  • SSL期限切れの場合、Chromeで警告画面が出る
  • 解決策:ドメイン管理会社にて更新

3. WordPressプラグインのエラー

  • 更新後に真っ白になる(Fatal error)
  • プラグインの競合が原因
  • 解決策:FTP から plugins フォルダ名を変更して全停止

4. テーマの不具合/functions.php のミス

  • 子テーマ編集時の記述ミス
  • アップデートによるエラー
  • 解決策:テーマを一時的に変更する

5. セキュリティ攻撃/マルウェア感染

  • WordPressで年々増加
  • 改ざん・リダイレクト
  • 解決策:サーバーの隔離機能・バックアップ復元

【まとめ】

  • 7〜8割は「初心者でも解決できる原因」
  • 早期復旧のため、まずは“原因の切り分け”が重要
  • ※困った場合は制作会社に相談を

【制作者のプロ視点から補足】

実際にホームページ制作・管理を行っている立場から補足すると、今回の記事で紹介したようなトラブルは、WordPressを運用する以上 “よく発生する現象” です。

WordPressは便利で更新しやすい反面、

  • プラグインの競合
  • PHPバージョンの問題
  • サーバー設定の変更
  • 自動更新の影響
    など、“少しの違和感” が大きなエラーに繋がることも珍しくありません。

見た目は「誰でも簡単に扱えるCMS」のように感じますが、実際のところ 安定運用には専門的な知識が必須 です。
特に、お客様自身で設定を触られたり、自己流でプラグインを追加した結果、サイトが真っ白になるケースはよくあります。

そのため、本気でホームページを育てたい方や、日々の更新を安全に続けたい方は、制作だけでなく、サポートやアフターフォローがしっかりした制作会社に任せることを強くおすすめします。

「作って終わり」「納品後は対応なし」という業者もありますが、WordPressは納品後こそ変化が大きく、“運用を守る知識と体制” が求められるCMSです。

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